曇り空を割くような飛行機の音が聞こえる。
3月の空は不安定で、訳もなく気持ちが揺れたりします。
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人間関係というのは本当に大変です。 特に仕事ともなれば合わない人とも付き合って行かなくちゃいけないし。
どんな関係性であろうと、離れる間際になると本当のことがはっきり見えるようになります。
その中でわかったこと。 関わりを持って一度でも「あれ?」と違和感を感じた人はその通りの人であり、何の苦痛もなくむしろ感謝していた人はそのまま感謝を持ち合う関係であるのです。
そりゃそうか、人は相互ですもんね。
ただその「あれ?」と思っていた人は、良くも悪くも自分を悩ませ成長させてくれることもあります。何かの決断や方向転換には重要な人なのです。
まとめて考えたら不必要な出会いなどなくて、全ての人達が揃って道を作っているのです。
そして一人一人が自分視点の壮大な物語を繰り広げている。
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生きている限りはこの出会いと別れが幾度も繰り返しでやってくる。
そんな中で別れのない相手もいます。
家族だったり、友だちだったり、名前のない関係性だったり。
家族だとか学校だとか会社だとか、そういう枠組みを超えている関係。 何かの約束や縛りのない中でもいつも心にいてくれる人たち。
縁の深い人たちは離れても繋がっている。 何年も交わらずにいたとしても、どちらかが声を掛ければ必ず答えるのです。
誰にでもそんな相手が必ずいます。 例え今、孤独を感じていたとしても。
「人はひとりで生きていけない」 この言葉は目に見える単純なことだけを示している訳ではないようです。
むしろ目の前になくても尚、心に在るものこそが大切なものであると教えてくれる。
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物質的なものを求め過ぎてるこの時代も、そろそろ終焉の時かもしれません。
時の流れの速さに時々見失うことがあっても、自分の中に真実があることを忘れずに生きましょう。
あなたも、わたしも。