2020-10-04 夜明け前 終わりの始まりがすぐそこにあるのです。 すべてを捨てる覚悟もないのに、愛に触れてしまったために…。 私の中の私が求めていたものが目の前に。 純粋なその中の大きな闇にまで心だけでなく、身を預けたい。 ここに留まる間は、変わることなくやり過ごせるでしょう。 風を切り自転車を走らせ、夕陽に目を奪われながら。 何も急ぐことはない。 何も恐れることはない。 すべての流れは決まっているのです。