自由帳

今から私を探す旅にでます

夜明け前

終わりの始まりがすぐそこにあるのです。

すべてを捨てる覚悟もないのに、愛に触れてしまったために…。

私の中の私が求めていたものが目の前に。

純粋なその中の大きな闇にまで心だけでなく、身を預けたい。

ここに留まる間は、変わることなくやり過ごせるでしょう。

風を切り自転車を走らせ、夕陽に目を奪われながら。

何も急ぐことはない。

何も恐れることはない。

すべての流れは決まっているのです。