psy・sを知るきっかけになったのは、「薔薇とノンフィクション」という曲でした。
当時はラジオで聴いて気に入った曲をメモしてレンタルしに行ったり、レコード店に買いに行ったりしました。
この曲はどうだったかな。ラジオかなテレビかなぁ。
確かNHKの音楽番組、大好きだった松岡英明さんが司会のJUST POP UPのエンディングテーマでした。
何だか凄いインパクトで当時抱えてた美術の課題に使うか使わないか迷った記憶があります。
インスピレーションの世界が壮大すぎて、絵が上手じゃない私は恐れ慄いたのでした。
それからはCDウォークマンで聞いたり、MDに録音したりしてもう30年以上。 それでも全く色あせず、魅力は増してゆくばかり。
松浦雅也さんの作曲の力、作詞家の方々の超越した世界観、CAKAさんの一切の乱れなく響く素敵なボーカル。
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私たちの身体って歳と共にどんどんと変化していきますよね。
赤ちゃんの柔らかな肌、甘い匂い。
幼少期の丸みを帯びた小さな身体。
少年少女の透明感と、すらりと伸びた手足。
大人になって少しずつ衰えていくけれど、人生が刻まれたその姿を自分自身が一番に労ってあげたい。
人生折り返してから、魂の輪廻は本当にあると思うようになりました。
誰でもみんなそれぞれの人生。 平坦な人もいれば波の多い人生もあります。 でもその道はきっと最後は一本の線になるように平等なのではないでしょうか。
苦労が多くても、終わりに近づけばきっと大きなプレゼントが待っているはずです。
全てが運命なら受け入れて流れるままに進んでみよう。
例え思い通りの人生でなくても、その時々には楽しさや喜びも散りばめられているから。
借り物の身体で魂の旅は続く。
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その時々で聴く音楽はいろいろあるけど、いつも自分の気持ちを前向きにしてくれて、これほど毎日のように聴いても飽きず新しく感じることが不思議でならないのです。
psy・sのメッセージ性の凄さは歳を追うごとに理解してゆく。
この肉体の終わりに向かって着実に歩いている自分を改めて愛しく思います。
宇宙(そら)からのメッセージが
私を見つめ導き続ける。